古材のリメイクテーブル 飛騨市の廃校床材 -No.04

数年間暮らした飛騨から引っ越すにあたり思い出を何らかの形にしたいとのご希望で、今回古材のテーブルの作成のご依頼をいただきました。

この制作は飛騨市で開催された「飛騨市みんなの博覧会2018」へ出展しましたワークショップの企画でした。とはいえ、ワークショップとは名以上のクライアントと対面する形で協働してものづくりに取り組む、「ガチンコの家具づくり」となりました。普段の注文制作では出会えない大変ユニークな制作現場となり、つくり手側の私達としても大変新鮮でした。

古材は飛騨市古川町で廃校となり解体となった小学校の床材。解体のお手伝いをした際、譲りうけました。そこに栗などの新材を組み合わせて、古材の風合いと新材の初々しさを引き立つ面白いデザインです。

床材を使ったテーブルワークショップ 家具づくり飛騨高山

ワークショップの流れ

9時から開始し、17時頃までの約6時間(1時間ほど休憩あり)の真剣勝負となりました。

前もってご依頼者の方に欲しいテーブルのサイズを設計してきていただきました。

当日の流れは

古新材の選定・配置や切り方の計画→工房へ行く→切断など加工作業(一部、依頼者参加)→組み立て場へ戻る→ビスケットを使って接着→天板完成→脚の設置→研磨や塗装→完成!

と進みました…

今回、飛騨市さんからこのような機会をいただき、一言でワークショップとは言い切れない制作スタイルにチャレンジしました。

もし飛騨地域に暮らす方のみならず、他県の方の滞在制作のご相談に対応していきたいと思ってますのでお気軽にご相談ください。できる限り宿の相談も承ります。