ヴィンテージ家具の修理-No.02

今回は、ニューヨーク製のヴィンテージなデスクテーブルの補修を依頼をいただきました。

特徴

ニューヨーク産アンティークデスクの修理
引き出しの開閉の改善
天板の矯正

祝・初修理の依頼

家具鹿は飛騨を拠点に活動をしていますので、「箪笥や水屋、ちゃぶ台など日本の古家具の補修依頼がくるのかな〜」と構えておりましたが、なんと記念すべき最初のお直しは… 海外から飛騨へやってきたデスク!!

ご依頼が入りワクワクを強め、依頼主のご自宅へ。。。

到着してデスクを見ると、無垢の木で”丁寧に”製作されたデスクであることがすぐわかる。

それどころか、引き出しを開けると「NEW YORK CITY」の刻印が!オーナーさん曰く譲り受けたデスクのようですが、アメリカから海を渡ってやってきたのですね~ 

まさか、最初の修理依頼がヴィンテージの修理となるとは・・・

作り手の思いがビシビシ、と

それと、直して使い続けたいという

オーナー様の 愛着やモノへの姿勢もヒシヒシと感じます。

普段は注文家具、俗に言うオーダーメイドのテーブルやチェアを製作をしていますが、いざ修理の仕事を始めてみて気づくことがあります。 家具を直すという作業は、製作者と会話をするような作業ですね!

このデスク修理の内容は

・引き出しがスムーズに動かない

・取手のつまみが無くなった

・天板が歪んでしまった

引き出しを開けるとNEW YORKの印。時と場所を超えた出会いにワクワクする飛騨の職人。
普段採用していない構造なので、家具の成り立ちから学ぶことにしました
特注の木製取手
カウンターとなる引き出しの取手を製作。他の取手の合うデザインに。

今回の補修はご自宅での工事となりましたが、家具の状況やご希望によって引き取り補修もおこないます。まずはお気軽にご相談くださいね〜

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